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グランスマートとアイスマートの違いは10個!比較して私が選んだのは?【一条工務店】

グランスマートとアイスマートの違い

「グランスマートとアイスマートの違いは?」
「坪単価はどれぐらい違うの?」

一条工務店の主力商品といえば、グランスマートとアイスマートです。

どちらも高性能で洗練されたデザインが魅力ですが、何が違うのか気になりますよね。

簡単に違いをまとめると、断熱性や気密性などの性能はどちらも同じですが、グランスマートは標準仕様で選べる設備やデザインが豊富です。

我が家は価格面で最初はアイスマートの予定でしたが、設備をグレードアップすると結果的に坪単価の差分を超えてしまったため、グランスマートに切り替えました。

ちなみに、契約後でも商品タイプを変えることはできるので、打ち合わせをしながらゆっくり考えられますよ。

目次

グランスマートとアイスマートの違い10個を比較

グランスマートとアイスマートの違いを一覧で比較してみましょう。

比較項目グランスマートアイスマート
性能外内ダブル断熱
高性能樹脂サッシ
熱交換換気システム
ハイドロテクトタイル標準仕様オプション
モクリア標準仕様オプション
グレイスシリーズ標準仕様オプション
最新クローゼット標準仕様
石目調フローリング標準仕様
うるケア標準仕様オプション
木目調の軒天標準仕様
ポーチタイル12色4色
幅木4色1色
建具デザイン高級感スマート

まず、グランスマートとアイスマートは建物の性能は同じです。

どちらも2×6工法の高断熱構造「外内ダブル断熱」を採用しており、一条工務店の中でも最高峰の性能を誇ります。

窓には高性能樹脂サッシ、室内の換気は熱交換換気システムを導入し、業界最高の断熱性で冷暖房費を1/6に抑えられます。

違いは設備やデザイン面で、2022年まで一条の最上位モデルであったアイスマートを、さらに「使いやすく」「高級感をUP」したのがグランスマートです。

グランスマートとアイスマートの坪単価の違いは20,000円/坪なので、アイスマートの標準仕様で十分な方は費用を抑えられ、オプションが増える方はグランスマートの方がお得になります。

それでは、7つの違いを見ていきましょう。

①:グレイスシリーズが標準仕様orオプション

シリーズグランスマートアイスマート
グレイス標準仕様オプション
スマート標準仕様標準仕様
ラシック標準仕様標準仕様

グランスマートとアイスマートの違いは、住宅設備の標準仕様で選べるシリーズです。

建物タイプ別の標準仕様は、以下のとおりです。

  • グランスマート:グレイスシリーズ
  • アイスマート:スマートシリーズ
  • アイキューブ:ラシックシリーズ

アイスマートの場合、スマートシリーズとラシックシリーズは選択できますが、グレイスシリーズを採用するにはオプション料金が必要です。

逆に、グランスマートでアイスマートの設備を選ぶ場合には、追加料金は必要なく、減額もありません。

グレイスシリーズは木目を基調とした高級感、スマートシリーズはスタイリッシュなデザインが特徴です。

具体的に、対象となる住宅設備は以下の4つです。

  • キッチン
  • 洗面化粧台
  • シューズボックス
  • お風呂

グランスマートはアイスマートの入居者の声を元に、さらに使いやす改良されているため、グレイスシリーズはデザインの違いだけでなく機能性もアップしています

アイスマートでグレイスシリーズの設備を採用する料金はサイズや設備によって変わりますが、1つあたり10~30万円ぐらいです。

②:クローゼットの種類の多さ

クローゼットグランスマートアイスマート
ハンガータイプ3種類1種類
中段タイプ5種類5種類
マイクローゼット3種類3種類
ブックシェルフ1種類1種類
それぞれ幅や奥行の選択可能

一条工務店のクローゼットは使いやすさを重視したシステムクローゼットが人気です。

収納の中でも、中段タイプ・マイクローゼット・ブックシェルフなどはグランスマートとアイスマートで大きな違いはありません。

一方のハンガータイプでは、グランスマートで2種類の最新クローゼットが選択できます。

  • 右側に収納ボックスが付いたタイプ
  • ハンガーを手前に引き出せるタイプ

これらはアイスマートでは採用不可なので、充実したシステムクローゼットを求めるならグランスマートをおすすめします。

衣類の収納はウォークインクローゼットがメインなら、アイスマートのクローゼットでも十分です。

➂:ハイドロテクトタイルが標準仕様orオプション

外壁グランスマートアイスマート
ハイドロテクトタイル標準仕様オプション
グレイス・タイルオプション
標準タイル標準仕様標準仕様

グランスマートとアイスマートの違いの中で、採用オプションの単価が最も大きいのがハイドロテクトタイルです。

ハイドロテクトタイルを採用するならグランスマート、標準タイルならアイスマートと言っても過言ではありません。

TOTOが開発したハイドロテクトタイルは、メンテナンスコストを抑えられるのが特徴です。

  • 耐久性が優れたタイル
  • 太陽と雨の力で汚れを落とす

標準タイルは汚れや色落ちで、10~15年に一度は塗り直しをするのが一般的です。

一方のハイドロテクトタイルは塗り直し不要、30年に一度のメンテナンスですむため、大幅にランニングコストを抑えられます。

グランスマートの場合はハイドロテクトタイルが標準仕様ですが、アイスマートは施工面積によってオプション料金が加算されます。

また、アイスマートではデザイン性のあるグレイス・タイルの採用はできません。

④:モクリア(フローリング)が標準仕様orオプション

フローリンググランスマートアイスマート
モクリア標準仕様オプション
EBコート標準仕様標準仕様
ライブナチュラルプレミアムオプションオプション

グランスマートとアイスマートには、フローリングの標準仕様の違いがあります。

アイスマートはEBコートというシートフローリングでごく普通の床、あまり高級感は感じられません。

一方のグランスマートの標準仕様であるモクリアもシートフローリングではあるものの、溝がはっきりした高級感のある木目で、パッと見ると無垢材と見間違えるぐらいです。

我が家の主人(おしゃれに疎い)でも2つの床材を比較して即答で値段の高い方を当てたので、それだけモクリアは素敵なフローリングであると分かります。

アイスマートでモクリアを全館に採用すると、オプション料金が高額になります。

値段を抑えてモクリアを取り入れるなら、1階のみに採用するなどの工夫をするのがおすすめです。

一条工務店のオリジナルの床材に無垢材を使ったものはありませんが、オプションで朝日ウッドテックのライブナチュラルプレミアム(挽き板)を採用できます。

こちらはグランスマートでもオプションになるものの、より本物志向の方は検討してみましょう。

⑤:石目調フローリングが標準仕様orオプション

フローリンググランスマートアイスマート
石目調標準仕様オプション

グランスマートは石目調フローリングが標準仕様ですが、アイスマートではオプションになります。

石目調フローリングは水に強く耐久性が強いので、以下の床材としての使用がおすすめです。

  • トイレ
  • 洗面所
  • 脱衣所
  • キッチン

カラーは4色から選べて、おしゃれな雰囲気が作れます。

特に、ブラックやグレーなどかっこいいカラーを採用したい方は、石目調フローリングを検討しましょう。

⑥:うるケアが標準仕様orオプション

システムグランスマートアイスマート
うるケア標準仕様オプション
さらぽかオプションオプション

一条工務店では、熱交換換気システムに「うるケア」と「さらぽか」のどちらかを採用できます。

ざっくり特徴をまとめると、以下のとおりです。

  • うるケア:加湿システム
  • さらぽか:除湿システム

うるケアは冬の乾燥が気になる時期に便利な加湿システムで、グランスマートには標準仕様でついています。

アイスマートではオプションですが、無料キャンペーンを行っている時期も多いようです。

一方のさらぼかは夏の暑い時期をサラッと過ごせる除湿システムで、グランスマート・アイスマートともにオプションになります。

どちらか1つしか採用できないので、さらぽかを選ぶとうるケアはなくなります。

⑦:木目調の軒天の採用可否

軒天グランスマートアイスマート
木目調標準仕様
標準標準仕様標準仕様

グランスマートとアイスマートの違いには、軒天のカラーも挙げられます。

木目を基調としたデザインのグランスマートでは、軒天も木目調を標準仕様で採用可能です。

カラーは、ダークブラウン・チャコールグレー・イエローブラウンの3色で、外壁の色や好みによって選べます。

⑧:ポーチタイルで選べるカラー

ポーチタイルグランスマートアイスマート
グレイス3色
ヨーロピアン4色4色
テラコッタ5色

グランスマートとアイスマートを比較すると、ポーチタイルで選べる種類やカラーに違いがあります。

グランスマートは一条工務店で取り扱いのある、グレイスタイル・ヨーロピアンタイル・テラコッタタイルから好きなカラーが選べます。

グレイスタイルはグランスマートの象徴ともいえる洗練されたデザイン、テラコッタタイルは色ムラを表現した温かみのあるタイルです。

シンプルなヨーロピアンタイル以外にも選択肢を増やすなら、グランスマートがおすすめです。

⑨:幅木で選べるカラー

軒天グランスマートアイスマート
ホワイト標準仕様標準仕様
ライト標準仕様
グレー標準仕様
ダーク標準仕様

幅着とは、壁と床の境目や窓の枠に取り付ける部材のことです。

アイスマートではカラーを選択できず、すべてホワイトで施工されます。

一方のグランスマートはホワイトの他に、ライト・グレー・ダークからも選べるため、部屋のアクセントに使えます。

壁紙と同じシンプルなホワイトはすっきり無難にまとまりますが、グランスマートなら床材や建具のカラーと統一することも可能です。

⑩:建具デザインの違い

建具グランスマートアイスマート
木目濃いめ薄め
取っ手真鍮色シルバー

グランスマートとアイスマートの建具は、室内扉やクローゼットの扉の木目の濃さに違いがあります。

グランスマートの方が木目を感じられるデザイン、アイスマートの方がスタイリッシュです。

また、扉の取っ手部分を比較すると、アイスマートはシンプルなシルバーなのに対して、グランスマートは黒っぽい真鍮色で高級感があります。

グランスマートとアイスマートの坪単価の違い

2025年現在、グランスマートとアイスマートの坪単価の違いは20,000円/坪です。

施工面積が30坪・35坪の場合の金額の差は、以下のとおりです。

30坪60万円
35坪70万円

「思ったより金額の差が小さいからグランスマートにしよう!」と思った方もいると思いますが、少しでも値段を抑えたい方もいますよね。

みりん

我が家もグランスマートとアイスマートでかなり悩みました

どちらか迷ったときには、まず金額が大きい以下の3つのポイントを検討するのがおすすめです。

  • ハイドロテクトタイル
    →メンテナンスが少ない外壁
  • グレイスシリーズ
    →キッチン・洗面化粧台・シューズボックス・お風呂のデザイン
  • モクリア
    →本物の木のような高級感のあるフローリング

この3つのうち、2つを採用するのであればグランスマートの方がお得になる場合が多いです。

いくつかアイスマートを検討できるパターンを挙げてみます.

アイスマートで
オプション採用
グランスマートの値段と比較
ハイドロテクトタイル
モクリア
グランスマートの値段を超えるため、グランスマートを選ぶ(設備はスマートシリーズも採用可)
グレイスキッチン
モクリア
違いは20万円ぐらいなので、ハイドロテクトタイルも採用してグランスマートにした方が良いかも
グレイスキッチン
モクリア(1階のみ)
グランスマートである程度値段を抑えられる

少しでも値段を抑えてアイスマートでいくならハイドロテクトタイルは諦めて、グレイスキッチンとモクリア(1階のみ)などオプションを最小限にすることをおすすめします。

2022年にグランスマートが登場するまではアイスマートが一条工務店の最上位モデルで、断熱性能もグランスマートと変わりません。

我が家は結果的に、ウォークインクローゼットを諦めて坪数を削減しグランスマートを選びましたが、収納量や部屋の広さを重視したい方は、アイスマートでも十分素敵なマイホームは作れます。

予算内に収まるか心配な方は、展示場に行ってプランを作ってもらうのがおすすめです。

予算を伝えればその範囲で可能な商品グレードと間取り案をもらえるので、一気にイメージがわきやすくなります。

展示場に行く前には、一条工務店の紹介制度の依頼をお忘れなく。

紹介制度を利用すると最大35万円のオプションがプレゼントになるので、一条工務店で家を建てる可能性が少しでもあるならお気軽にご依頼ください。

グランスマートとアイスマートの違いについてまとめ

グランスマートとアイスマートの違いについて解説しました。

  • 断熱性や気密性などの性能や工法に違いはない
  • ハイドロテクトタイル・グレイスシリーズ・モクリアのうち2つを採用するならグランスマートの方が安くなる
  • グランスマートは建具やポーチなど選べるカラーが増える

グランスマートもアイスマートも業界最高峰の性能を誇っているので、光熱費が安く、過ごしやすい家がつくれることは間違いありません。

一条工務店では契約時に建物プランを決める必要がなく、打ち合わせを進める上でオプションを取捨選択できるので、予算内で最高のマイホームを目指しましょう!

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